熊本県栄養士会では、災害時に現場で活躍できる「栄養支援スタッフ」の育成に
取り組んでいます。
被災地で必要とされるのは、単なる食の提供ではなく、一人ひとりの健康状態に
配慮した専門的な支援です。
その担い手として、管理栄養士・栄養士が果たす役割はますます重要になっています。
■ 支援スタッフ養成のしくみ
KDA-DATの一員として災害時に支援活動へ参加できるよう、以下の仕組みで段階的な
育成を行っています。
- 基礎研修の実施(年1回程度)
災害時の栄養支援に必要な知識・役割・連携の基礎を学びます。 - 実地訓練・シミュレーション参加
避難所運営訓練や合同訓練を通じて、実践力を高めます。 - 登録制度
所定の研修等を修了した方は「KDA-DATスタッフ」として名簿登録し、
災害発生時に要請に応じて活動いただきます。
■ こんな方を歓迎します
- 災害支援に関心がある
- 地域に貢献したい
- 現場での実践的な力を身につけたい
- 若手・中堅のうちにスキルアップしたい
一人では不安でも、チームで支え合って活動する体制が整っています。
あなたの知識と経験が、いざというときに誰かを救う力になります。
また、登録後は、スキルアップセミナーとして学びを深め、研修の企画や他職種で
連携した訓練や防災啓発イベントなどに対し、積極的に参加していただいています。
ともに学び、ともに備えましょう。
興味のある方は、ぜひ研修への参加やスタッフ登録をご検討ください。
(登録は本会会員であることが必要です。)
(令和7年度は令和8年2月頃に計画しています。)